北朝鮮の南北連絡事務所が爆発されたと発表されました。
北朝鮮の南北連絡事務所ってどこ?という疑問が生じると思うので調べてみました。
北朝鮮の南北連絡事務所ってどこ?
南北連絡事務所は、韓国語で「남북공동연락사무소」、英語で「Inter-Korean Liaison Office」と言います。
韓国語で検索してもだめだったので、「Inter-Korean Liaison Office」で調べてみました。
下にGoogleマップを埋め込みました。
北朝鮮の施設で、韓国と北朝鮮との国境付近にあります。
北朝鮮南西部のケソン(開城)という地域です。
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南北連絡事務所は何のための施設?
南北連絡事務所は2018年の4月の南北首脳会談の「パンムンジョム(板門店)宣言」基づき、
その5ヶ月後に設置されたもので、その目的は南北の当局者が常に接触できる窓口ということでした。
意外にもそのような施設は今までなかったとのことです。
なぜ爆破されたの?
北朝鮮は韓国の脱北者団体がキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長を批判するビラを飛ばしたことに強く反発していて、この連絡事務所の取り壊しを予告していたとのことです。
2020年6月13日には、キム・ヨジョン(金与正)氏が
「遠からず、跡形もなく崩れる悲惨な光景を見ることになるだろう」
として予告していたそうです。
なんとなく不思議ですが、
脱北者団体が批判するビラを飛ばしたことに対する怒りを表現するために、
自国の施設を爆破したという状況です。
爆破されると問題があるの?
南北の当局者が常に接触できる窓口ということなので、
北朝鮮と韓国の重要な連絡ルートの1つが遮断されたということになるのでしょう。