熱中症になってしまった。
なりそうなとき、スポーツドリンクなどを飲むとしたら、どれが良いのか?
一般的に、スポーツドリンクの場合、ポカリスエット、アクエリアスというのが頭に浮かぶでしょう。
今回は、熱中症対策で、症状軽減のために、どのスポーツ飲料が適しているのかを比較してみました。
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スポーツドリンクと言えば何がある?
有名なスポーツドリンクをリストアップしました。
これらのドリンクを比較検討します。
-アクエリアス
-イオンウォーター
-スーパーH20
-アミノバリュー
-グリーンダカラ(GREEN DA・KA・RA)
-ビタミンウォーター
-ヴァーム
各スポーツドリンクの成分比較
各飲料メーカーのサイトから、100mlあたりの栄養成分のうち、熱中症対策として飲むドリンクの選択に役立つ部分を抜き出して表にしました。
エネルギー(kcal) | 食塩相当量(g) | クエン酸(mg) | 使用している甘味料 | |
ポカリスエット | 25 | 0.12 | 0 | 砂糖、果糖ぶどう糖液糖 |
アクエリアス | 19 | 0.1 | 0 | 果糖ぶどう糖液糖、スクラロース |
イオンウォーター | 11 | 0.1 | 0 | 果糖ぶどう糖液糖、砂糖、ステビア |
スーパーH20 | 12 | 0.1 | 0 | 果糖ぶどう糖液糖、アセスルファムK |
アミノバリュー | 18 | 0.124 | 450 | 果糖、砂糖、スクラロース |
グリーンダカラ | 18 | 0.1 | 60 | 果糖 |
ビタミンウォーター | 16 | 0.1 | 0 | 果糖ぶどう糖液糖、スクラロース |
ヴァーム | 0 | 0.1 | 0 | スクラロース、ステビア |
熱中症対策に役立つドリンクを選ぶポイント
汗の成分の割合は、水分が98%、塩分0.3%、その他ミネラルです。
水分、塩分の基準で見ると、全てのミネラルウォーターは問題なさそうです。
表では省略しましたが、ミネラルはそれぞれのドリンクで違いますが、まあ、それなりに含まれているという感じです。
クエン酸の値は表に入れたのは、クエン酸にはミネラルの吸収を助ける機能があると考えられているからです。
なので、クエン酸が入っているものを選ぶというのも良いです。
甘味料は好みに個人差があるので、ドリンク選択の大きな基準になります。
人工甘味料不使用のものしか飲めないという方もいます。
私の場合、アセスルファムKを含むお酒を飲むと確実に翌日二日酔いで激しい頭痛になるので、熱中症の頭痛に悪影響がでそうだから、アセスルファムKはなしにします。
さらにステビア、スクラロースも味が苦手なので避けています。
カロリーが気になる人は、カロリーが低いヴァームが良いですね。
結局、どれを飲んだらいいの?
人によって求める条件が違うので、結果は違うのですが、私のように、カロリーは気にしない、人工甘味料が苦手という場合には、ポカリスエットかグリーンダカラ。
貧血気味でミネラルが不足してそうなら、ミネラルの吸収を助けるクエン酸が入っているアミノバリューかグリーンダカラ。
日本でも売っていますが、海外ならスポーツドリンクと言えばゲータレードです。
15年前にバリにいたときは、毎日ゲータレード飲んでいました。
東南アジアなど暑い国だと、コンビニで売っているジュースもかなり甘いです。
日本で普通に買える飲み物の味も1.5倍くらいの甘さに感じました。
たぶん、実際に糖分が多いのだと思います。
スポーツドリンクは、全て甘いので、経口補水液を飲むのも良いです。
ただし、OS-1(オーエスワン)のような市販の経口補水液にも多少、ブドウ糖、果糖が含まれています。
完全に甘いものを摂取したくないのなら、麦茶に塩を入れると良いです。