日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスによる流行性脳炎です。
媒介するのは、コガタアカイエカという蚊です。
ウイルスの名前に、「日本」とついてますが、
日本固有の病気でもなく、日本発祥の病気でもありません。
ひろゆきさんがこんなツイートをしているので、気になったので調べてみました。
日本脳炎の患者は、毎年、世界に3〜5万人発生しています。
日本が「日本脳炎」のことを毎年謝ってるって話は聞いたことないですけど、他人に指図をするならまず自分からじゃないですかね。。。https://t.co/ke1OK3iHXa— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hiroyuki_ni) March 16, 2020
名前の由来は何?
日本固有の病気ではなく、東南アジアで多発しているウイルスの疾患です。
主に豚がウイルスを持っています。
他には犬、馬も持っています。
それらの動物からコガタアカイエカという蚊が媒介してヒトに感染させます。
なぞの奇病ということだったのですが、日本の研究が他国よりリードしていて、
日本でウイルスが見つかったことから、日本脳炎ウイルスという名前がついています。
20世紀の初頭に起きたパンデミックで有名なスペイン風邪にちょっと似ています。
スペイン風邪は1918年から1919年にかけ全世界的に大流行したH1N1亜型インフルエンザの通称ですが、
スペイン発症というわけではありません。
アメリカから発症したとされています。
スペインは戦時中当時中立国だったので、報道規制がゆるく、
スペインの報道機関により周知されたことから、スペイン風邪と呼ばれるようになりました。