NHKから国民を守る党の立花孝志さんの動画を見て、
一律10万円配ると、お金持ちの方が損するということがわかりました。
この理屈を元に、総資産がいくらあると一律10万円給付によって損するのかを計算してみます。
仮にお金持ちの資産は現金だけだとします。
現金を全国民にばらまくことで、物価が上昇し、そのことにより、現金の価値が下がると想定して計算します。
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その令和2年4月1日現在の日本の人口の概算値は1億2596万人なので、
新たにお金を刷って、全国民に一律10万円配った場合に、12兆5960億円日本国内のお金が増えます。
国民の所得が12兆5960億円増えたことになります。
一国の経済において、生産(付加価値)、分配(所得)、支出(需要)の3つの側面でみた額が、一定期間が経過した後には等しくなるという三面等価の原則というものがあります。
このことによると、国民の所得の合計はGDPと等しいと考えても問題なさそうです。
2019年の実質GDPは536.1兆円です。
このGDPが維持された状態で、12.6兆円国民の所得が増えたとします。
生産量も維持され、変化しないとすると、物価は2.35%上がります。
10万円÷0.0235=4255319円
ということがわかりました。
実際には、全体の所得は減少しているので、計算通りにはいかないでしょう。