40代でリストラされました。
解雇を通告され、最初の2週間は震えました。
小さい子供が2人、そのうち1人は来年小学校にあがります。
住宅ローンもあります。
去年まで売り手市場だったのに、今年は大手がリストラ、早期退職者の募集をしまくって、
一気に買い手市場にシフトしました。
一瞬、社長を恨みそうになりました。
でも、すぐ気を取り直しました。
私が勤めている会社は、社長ありきの会社です。
社長も60歳を超えていて、後5年、長くても10年以内には、
何らかの形で会社が存続しなくなる可能性が高いです。
2020年、売上が激減し、私が解雇されることになりました。
40代前半です。
5年後に解雇されたら、40代後半、10年後なら50代です。
今解雇してくれたということは、一番若いときに解雇してもらえたということです。
本当はもっと早く解雇してもらえたほうが良かったのかもしれません。
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たまたま、私の勤めている会社は終わりが見えていましたが、
他の会社でも、いつ倒産するかわからない会社はあるでしょう。
これからの時代、一生一つの会社で勤めるということは稀になっていくでしょう。
そんな時代に対応するためにも、できるだけ若い頃に、転職、再就職を経験していたほうが良いです。
仕事がしばらく決まらなくても良いです。
学校を卒業して、ノンストップで働き続けてきた人がほとんどです。
一度、数ヶ月休憩しても良いのではないでしょうか?
貯金があるなら、旅行するのも良いでしょう。
そのまま勤めていたら、定年後にしか行けなかったところにいけるかもしれません。
本当はやめたいと思っていた仕事が辞めれた。
その可能性もあります。
私の場合は、いずれこういう日が来ると認識しながら、
やめたい気持ちもあるけど、自分からやめて、新たに挑戦する踏ん切りがついていませんでした。
会社の方から背中を押してもらえて、良かったと思っています。
このまま、この会社にいて50代目前に失業、
子供は高校受験の前、なんてことになるよりも、
まだ、何もわかっていない、幼稚園の頃で良かったです。
新しい仕事が決まるまで、これまで以上にたくさん遊んであげることができるし、
不安は大きいですが、良いことばかりのような気がします。
とりあえず、子供たちは、なぜかお父さんが毎日遊んでくれるので大喜びです。
失業した人、リストラされた人は、前向きに捉えて、一度精神状態を復帰させたほうが良いです。
負の感情の塊になった状態で仕事探しすると、ろくなことなさそうです。
まだ、失業していない人は、貯金だけはしておきましょう。
焦って新しい仕事を探すのも危険です。
特に現在、買い手市場になってしまったので、ブラック企業が嬉々として、求人広告を出しています。