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ベニクラゲが不老不死って本当?寿命はない?

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不老不死、永遠の命、人類の夢なんていわれることもありますが、実際に体現している生き物がいます。
それはベニクラゲといいます。
今回は、ベニクラゲが本当に不老不死なのか?寿命はないのか?しなない仕組みに関してまとめました。

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ベニクラゲが不老不死って本当?

不老不死というより永遠の命と言ったほうが正しいかもしれません。
老化はします。
ただ、成体から幼体に戻ることができます。
老化はするけど、若返りができるのです。
それを繰り返して、寿命なしで生きていくことができます。

若返る仕組み

クラゲは植物のような形状のポリプというものから、水中を浮遊する形に成長し、死ぬと溶けるというサイクルで寿命を全うします。

ベニクラゲの場合は、危険を感じるとポリプに戻るのです。
針で突っつくと2日くらいしたら、ポリプになり、2ヶ月くらいでクラゲの形になって浮遊するようになります。
iPS細胞に似ているような感じだけど、メカニズムは解明されておらず、若返りという強烈なトピックなので、世界中の研究者たちが、ベニクラゲの研究をしています。

死なないのはベニクラゲだけ?

ベニクラゲ以外にも、ヤワラクラゲやミズクラゲでポリプに戻ることを確認したという報告があります。
探せばまだ見るかるはずだと言われています。

他に寿命がない動物はいるの?

「鶴は千年 亀は万年」という言葉がありますが、亀の寿命は大体30~50年、鶴の場合、20~25年です。
古来人間が関わってきた生き物の中では寿命が長いほうなのでこのような言葉があるのですが、実際に寿命が長い生き物はたくさんいます。

イソギンチャクの一種のヒドラは死なないと言われています。
生まれた時点で、成体と同じなので老化もしないと言われています。
ハダカデバネズミは老化しないといわれているし、いろいろな生き物と比較すると、人間は弱いです。

ウニやヒトデなどの原始的な生物の多くは寿命という概念が無いものが多いです。
他に、無性生殖で繁殖する生き物のように、同じDNAをコピーし続けるという意味で死なない生き物もいます。

ベニクラゲがいる水族館は?

私の地元だと、名古屋港水族館にいます。
珍しい生き物ではないので、簡単に近くで飼育している水族館をみつけることができます。

人間が寿命がなくなることはある?

どちらかというと、生物が死ぬという機能はあとからついたものです。
有性生殖で子孫を残すことができるようになってから、生き物に寿命というものができたという考えもあります。
もともとは、無性生殖でDNAのコピーを増やしつつ、数の力で生き延びていました。
自分で自分のクローンをたくさん作って生き残るという戦略です。
その場合だと、環境の変化に弱いので、有性生殖で、遺伝子の掛け合わせを行うことになりました。
遺伝子の多様性が確保されることで、生き延びる確率が画期的に増えたのです。

生命の最大の目的が遺伝子を絶やさないことだしたら、人間が不老不死の技術を開発して寿命がなくなっても問題ないことになります。

自然に寿命がなくなるとしたら、逆に繁殖能力がなくなることによって実現するかもしれません。
高等生物では、難しすぎてそんなことありえないと思いますが、突然変異で繁殖能力はないけど寿命がない人間が生まれてくるとか…。

テクノロジーで寿命がなくなったあとで、繁殖能力を失うとかはありえるかもしれません。

死なない上に、寿命がないと人工が無限に増えるので、困りますが、イーロン・マスクが火星に居住できるようにしようとしたりしているので、生存環境も無限に増えるのなら、無限に人間が増殖しても問題ないですね。







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