生活の知恵

夫婦同性はいつから?夫婦同性のメリットデメリットに関して

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免許の旧姓表記のニュースを見ていて、ふと思いました。
夫婦同性はいつから?
当たり前のように父親の苗字を名乗ってきた私(男性)です。
仮に結婚するときも妻の苗字にするなんていったら、両親、とくに母親が大騒ぎしそうな雰囲気でした。
それが日本の文化だと思っていたのですが、どうやら違うようです。

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夫婦同性はいつから?歴史的経緯を確認

資料は「氏」という言葉を使っていますが、わかりやすいように「姓」として話をすすめます。

夫婦同性となった経緯に関して歴史の流れを確認します。

法務省のサイトに「我が国における氏の制度の変遷」という情報があります。

そこを確認すると徳川時代には、農民・町民には苗字の使用は許されていなかったと書かれています。
明治3年9月19日、平民に氏の使用が許可、明治8年2月13日には義務化されました。
明治9年3月17日に夫婦別姓ではなく夫婦別氏制というのですが、女性は今で言う旧姓を名乗ると決められたのですが、実際には夫の姓を使用することが慣習化されていたとのことです。
明治31年には、夫婦同氏制が導入されました。
「家」制度というものが決められ、2人とも「家」の姓を名乗ることになりました。

昭和22年に民法が改正され、夫、または、妻の姓を名乗るということになったということです。

最近気づいたことですが、私の苗字ですが、全く血縁がない苗字となっています。
私の苗字をA、祖父の実家の苗字B、祖母の実家の苗字Cとなっています。
この謎が解けました。

昭和22年以前に、Aの「家」に私の祖母Cが嫁いだのですが、Aがなくなりました。
その後、BがAの「家」に入り、私の父が誕生。
だから、私の父はAという姓を名乗り、それが私に引き継がれたということのようです。
40年間も自分の苗字にかなりアイデンティティ感じて気に入っていたのに、どっちかというとBという苗字の方が、自分のルーツといえるものだったということは、少し衝撃でした。

ものすごく当たり前で、伝統とか文化だと思っていることが、100年前は違ったということは、調べてみると意外と多くて驚きます。

夫婦同性のメリット

-家族の識別がしやすい。
家族まとめて呼ぶとき楽ですね。

-一体感。
幼稚園に行くと、子供が自分の苗字を認識して口にするようになるので可愛いです。
父親の姓を使用している場合、父親としては嬉しいですが、母親は別になんともないかもしれませんね。
その逆もあるでしょう。
ただ、個人的な感想ですが母親と子供ってそもそお一体感あるけど、父親はどうしてもちょっと離れた感じがするので、せめて苗字だけでもという気持ちはあります。

-結婚したことがわかりやすい。
これはメリットと捉えるかデメリットと捉えるか人によって違うでしょう。

夫婦同性のデメリット

-子供の姓を選ぶ必要がある。
もめそうですね。

-離婚のときにいろいろ面倒
自分の姓をもとに戻すのか?子供が相手の姓だった場合、それも元に戻すのか?

-会社を経営していたりすると書類手続きが面倒
役員氏名変更登記とか、いろいろあって大変です。

「家」制度復活すれば良いのでは?

いろいろ調べていて思ったのですが、姓をなくした上で「家」制度を復活させてしまうのが良いのではないかと考えました。
個人のインデックスは名前、所属は「家」だから法的書類やは全部名前で処理。
苗字を名乗って活動したいときは、好きにすれば良い。

日本人は同姓同名が世界でもかなり少ないほうです。
最下位という話もあります。
苗字だけで15万種類、名前は40万種類とも言われているので、身分証明書を名前だけにしても問題なさそうです。
ただ、名前は漢字が違うけど読みが同じ人がわりといるから、名前を呼ぶときは苗字もあったほうが便利ですね。







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