生ビール、好きなんですけど、注文するのはリスクと隣合わせです。
運動した後に、冷たい生ビールを飲むと最高なのですが、本当においしい生ビールを飲める店は一握り。
ドブ臭い、カビ臭い、雑巾ビールを呼ばれるビールが出てくる店が意外とあります。
また、生ビールと称して発泡酒を提供している店もあるようです。
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ドブ臭い、カビ臭い、雑巾ビールになってしまう理由は何？
私が先日飲んだ生ビールは、カビのような臭いがしました。
ドブ臭いという言葉は思い浮かばなかったのですが、帰り道のドブ川と同じ臭いがしたので、確かに…と思いました。
雑巾ビールと言う呼び方もあるようです。
卵の腐ったような臭いがすることもあります。
-原因その１：ビールサーバーの洗浄をしていない。
最大の原因は、ビールサーバーの洗浄の問題でしょう。
私は以前、居酒屋に5年ほど努めていましたが、毎日帰りに、生ダルと、サーバーをつなぐ透明のゴムのチューブを洗浄していました。
チューブに炭酸水を通して洗浄した後で、さらに、チューブの中にスポンジを入れて、水流で通過させることで洗浄完了です。
注ぎ口も解体して洗浄する必要があります。
また、毎日最初のコップ一杯分くらいは、チューブに残っている水と混ざっているので捨てます。
こういう店は指摘しても無駄ですね。
たった５分で終わる作業を疎かにしているのです。
対処法はないです。
サーバー導入当初は、実行していたかもしれませんが、だんだんなあなあになっていき、そしてやめてしまう。
冬場はそこまでわからないけど、梅雨から夏にかけて簡単にカビが繁殖します。
暇そうな店の一杯目とかは危険です。
この場合、どのくらい汚染されているのか未知数です。
先日私が被害にあったビールは、泡がちょっと臭いだけかなと思って、半分くらい確かめつつ飲みましたが、結局全部汚染されていました。
-原因その２：ジョッキが臭い。
ジョッキが臭いパターンもあります。
その場合は、臭い成分は上に浮かび、最初の何口かで臭いは消えるでしょう。
交換してもらえばなんとかなるでしょう。
交換するときに、ジョッキをすすいでもらったほうが良いです。
洗浄機で食器を洗っているような店では、洗浄機に汚れが溜まっている場合があります。
洗浄機にもいろいろあり、特に温度が低めの洗浄機だと、こういうトラブルが起きやすいです。
また、洋食のお店に多いのですが、食器を布巾でふいていて、その布巾がまさに雑巾の臭いがするという。
洗濯物の生乾きの臭いです。
-原因その３：生樽の中身が劣化している。
暇そうな店は、生樽の中身が劣化しているというパターンもあります。
開封後、せいぜい一週間です。
劣化すると酸っぱくなります。
劣化によりカビ臭い、ドブ臭いとまでなることは、なかなかないでしょう。
ちなみに、私が努めていたところでは、開封した樽の使用は翌日までと決められていました。
生ビールなのに発泡酒？
発泡酒のことを、生ビールといって提供している店舗もあるようです。
発泡酒を生ビールと呼ぶのは違法なのではないかいう気もしますが、私には味だけでその場で、これは発泡酒だと言い切る自信がありません。
私の場合、発泡酒が身体に合わなくて、翌日、ひどい二日酔いになるのでわかるのですが、それを訴えることもできません。
メモしておいて、飲まないようにするしかないです。
店によっては、飲み放題の生ビールは発泡酒なんてこともあるようです。
ビールの成分は通常、麦芽とホップだけです。
発泡酒の場合は、さらに大麦、コーン、糖類が含まれていることが多いです。
アサヒビールの説明によると、糖類は「糖質」から「多糖類・糖アルコールなど」を除いたものなので、砂糖やブドウ糖と同じようなものだと考えられます。
私はアセスルファムKなどの、人工甘味料が含まれているリキュールを飲んだ翌日に確実に二日酔いで頭痛になります。
なので、もしかしたら、私が頭痛になってしまう「生ビール」は発泡酒ですらなく、第３のビールなのかもしれません。
それなら「第３の生ビール」と表記してほしいです。
生ビールという表記で、うっかり飲んで、翌日体調を崩すのなら、かなり問題だと思います。
アレルギー表示を怠ったのと同じではないでしょうか？
ドブカビ雑巾ビールの対処法
信用できる店以外では、瓶ビール飲むしかないですね。
って言いたくなります。
自宅で使えるビールサーバーはなかなか実現しないようなので…
ムラがある店の場合は、毎回試しに１杯頼んでみて、OKなら２杯目、ダメなら途中で辞めるというお金持ちみたいなことしています。
子供が気に入っている店なので仕方ないです。