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台風や大雨の時、田んぼの様子を見に行く本当の理由

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台風が上陸すると、毎年聞く被害。
おじいさんが、ちょっと田んぼの様子を見てくるといってでかけたまま帰ってこない。
用水路などに流されてしまったという事故です。
毎年のように死者がでるのに、なぜ見に行くのか?家族はとめることができないのか?
多くの人が疑問に思っています。

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そもそも、田んぼを見に行っただけなのに、流されてしまう理由はなんなのか?
農家ではない人からすると、足をすべらせたのかな?なんてのんきに考えてしまいますが、実際には違います。

田んぼを見に行くという言葉の意味

田んぼを見に行くというのは、ああ雨の中、田んぼの様子を眺めにいくという意味ではありません。
様子を見るのと同時に、面倒を見るという意味です。
具体的には、降雨量に応じ、田の取水口と排水口の開口幅を変えて水量を調節するという作業を意味します。
田んぼに水がたまりすぎないように調節しないと、稲がだめになってしまいます。
それを防ぐために、大雨の中、調節しに行くのです。
稲がだめになったら、その年の収入に大きな影響がでます。
なので、家族もとめることができないのでしょう。

田んぼを見に行かないと被害を受けることがある?

また、地域によっては、大雨の時に田んぼを見に行かないことが大きなデメリットとなることがあります。
田んぼに溢れてしまった水を排水したくても、することができず、他人の田に流すという行為が行われている場合です。
その場合、見張りに来ていない他の持ち主のところに水が流されて、そこの被害だけ大きくなってしまいます。
これに関しては、実際にそんなことする人がいるのかどうか?意見が分かれています。
そもそも、台風で同しようもないくらい雨が降っているときは、そんなことしても無意味だし。
誰が自分の畑に水を流したのかわかるので、近隣同士である程度コミュニケーションがとれているのなら、かなりやりづらい行為です。







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