クビアカツヤカミキリは、外来種のカミキリで幼虫は梅、バラ科樹木に大きな被害を与えます。
具体的にはサクラ、スモモ、モモ、ウメなどです。
幼虫が生木に加害することで樹木を衰弱させるので、落枝や倒木などの被害の発生が懸念されます。
また、生態系への影響も問題となっています。
子供の頃は素手で掴むことができましたが、今はできないと思います。
一応、捕まえたことがない人のため、素手で持つときのコツは触覚を持つことだということをお知らせします。
噛みつかれたら痛いので注意です。
Contents
クビアカツヤカミキリに懸賞金?
徳島県でクビアカツヤカミキリにを一匹500円で買取してくれるということで、一時期話題になっていました。
栃木県の小山市では、10匹あたり500円の防除奨励金が実施されていますが、
小山市の住民だけが対象となっています。
群馬県館林市では、1匹に付き50円か清涼飲料水1本と交換することができるとのことです。
価格は一匹50円が相場になったようです。
クビアカツヤカミキリの発生県はどこ?
もともと朝鮮半島、中国、台湾、北ベトナムに生息する昆虫で、特定外来生物に指定されています。
2012年に愛知県で初めて侵入が確認され、埼玉県、群馬県、東京都、大阪府、徳島県、栃木県、群馬県などで確認されています。
クロジャコウカミキリとも言います。
スポンサーリンク
クビアカツヤカミキリの特徴
首の部分が赤いのが特徴ですが、日本のカミキリにもクビが赤いものがいます。
クビアカモモブトホソカミキリ、ホタルカミキリ、チャイロホソヒラタカミキリの首が赤くよく似ていますが、
クビアカツヤカミキリは「ツヤ」という言葉が名前に入っているように、光沢があるのでわかります。
幼虫はカブトムシの幼虫に似ています。
カミキリムシの幼虫は昆虫食の人たちの間では虫界のトロと呼ばれるほど美味しいと言われているので、
食べても良いのかもしれません。
この画像は名古屋市のこちらのページから引用しました。
クビアカツヤカミキリの駆除方法
フラスを除去して穴に薬剤を入れることで駆除します。
また、食害がひどい場合は樹木ごと伐採して、焼却します。
クビアカツヤカミキリの探し方
名古屋市のHPの説明によると幼虫が入り込んだ樹木からは、大量のフラス(木くず)が排出されるので、
それが目印となり発見することができるそうです。
見つけたらどうすればよい?
名古屋市の場合、生物多様性センターというところに連絡すれば良いとのことです。
写真を撮ってメールで送信してほしいそうです。
ただ、成虫を見つけた場合は、潰してほしいと書いてあります。
とりあえず自治体に連絡すればよいということでしょう。
家に持って帰って飼育したりしてはいけません。
カミキリ虫の「かみきり」を漢字で書くと?
カミキリ虫の「かみきり」の意味が気になりました。
漢字で書くと、3つ考えられます。
-紙切り
-噛み切り
毛切り虫という別名があるので、髪切りが有力です。