最近あった逆オイルショックについて考えていたところ、
という考えが頭に浮かびました。
石油、石炭、天然ガスは化石燃料だと学校でならいました。
私が小学生だったのは30年ほどまえです。
当時、40年で石油が枯渇すると言われていました。
後10年ですね。
石油は海の底に溜まった動物の死骸が圧縮されてできたもの、
石炭は植物が圧縮されてできたものというような説明がされていたと思います。
生き物の死体が固まった燃料だから化石燃料だというようです。
石炭が植物からできたというのは嘘?
植物が枯れて、腐ることなく地上に溜まって、その上に土がかぶさって、どんどん土がかぶさって、
上からの高い圧力と地熱によって、石炭ができたということらしいです。
石炭紀という現在より3億5920万年前から2億9900万年前までの時期の地層にたくさんあるとのことです。
この頃は、枯れた植物を分解する微生物が今より少なかったかもしれないから、この頃の地層に石炭ができたと考えられているそうです。
1mの石炭の層ができるために、10mの植物の積み重ねが必要とのことです。
実際に厚さが1~2mの中間層といわれる部分が炭田の多くの範囲をしめていることが多いそうです。
植物が10~20m積み重なっていたということになります。
ちょっと疑いたくなります。
分解する微生物が少なかったということは認めるとして、植物が10~20m積み重なるということはあるのでしょうか?
石炭紀に栄えていたのは、シダ植物で、高さ30mにもなる巨木であったことは確かなようです。
それなら高く積み重なることもありそうな気もしますが、10m以上も積み重なる理由がわかりません。
また、日本の石炭層を多く挟んでいるのは約3000~5000万年前の地層です。
ほんとに植物由来なら、中から、ちょっとくらい植物の化石が見つかったりしそうな気がします。
スポンサーリンク
石炭の成分は石油とよく似ているそうです。
素人考えで、違和感を感じるということを延々と述べても、納得してもらえないと思うので、
国立天文台の先生が、全く異なり、かつ科学的な視点から化石燃料の生物起源説に疑問を投げかけている文書をみつけたので、下にリンクしておきます。
天体のメタンについて
読みたくなるように、文書の一部をキャプチャして、下に乗せました。
石油が化石燃料ということより、宇宙がビッグバンで始まったことのほうが信頼性が高いそうです。
生物起源なのか非生物起源なのかは不明ですが、生成過程は間違っている可能性が高いと思います。
生物の死骸が偶然大量に積み重なって、その上に土が積み重なって、圧力と熱で石油や石炭になるのが本当だとしたら、
あまりに希少すぎて燃料として使うことはできないでしょう。