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器用貧乏の終着点!損なのか?利点はある?

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器用貧乏、自分で言うと自慢だと言われがちな言葉ですが、本人にとっては大きな悩みです。
裏返して言うと、特技がないということです。
オールラウンダーという言い換えがありますが、オールラウンダーという言葉よりも、器用貧乏という言葉にはネガティブなイメージがつきまといます。

そんな器用貧乏な私が、器用貧乏の行き着く先、終着点、器用貧乏が器用金持になるためにはどうすれば良いのかということに関して考えてみました。

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器用貧乏の特徴

器用貧乏というのは、生半可器用なので、一つのことに集中することができず、人生においてこれと言った実績がない人のことを言います。

特徴としては、

-器用である。
-人に任せるのが苦手。
-圧倒的なスキルが一つもない。

といった感じになります。

自分でいうと自慢?

自分で言うと器用であるという長所の部分のことを自分で言っているように聞こえるため、自慢であると思われがちです。
私自身、自分のことを器用貧乏であると認識していますが、自分でこの言葉を使うとき、器用という部分が指し示すスキルは、誰でもできることです。

例として、人に任せる人が多いけど、自分でやってしまったことをリストアップしてみます。

-パソコンを自分で組み立てる。
-ネットの接続トラブルの解消
-古い家をDIYで改修
-青色申告の確定申告書類の作成
-運営している海外ネットショップの購入者からの英語のメッセージの返信
-トイレの修理
-車検
-公庫から融資を受けるときの審査書類の作成

他にもいろいろありますが、ほとんどのことが調べれば簡単にわかることや、面倒だけど自分でできることです。
20年ほど前に業務システムを開発する会社に未経験でプログラマとして就職したことで、器用貧乏がエスカレートしました。
その会社では、パソコンを組み立てて、システムをインストールして販売していました。
それをみて、

えっ、こんなこと自分でやっていいの?
しかも売っちゃってる。

と思ったのがきっかけです。
ちょうどネットも普及した頃なので、検索するといろいろなことがわかる状況にもなっていたので、一気に自分でもできそうなことが増えました。

器用貧乏のメリットは?

メリットは、人に頼むとお金がかかるけど、自分で暇な時間にやるのなら、ほぼ無料だということです。
親戚の話だと、ネットの調子が悪いとなったら、人を呼んで8000円。
購入したガスコンロを設置してもらったら、3000円。
何をしてもらうにしても、人に頼めばお金がかかります。

私の場合、税理士との契約を解除したので、年間の顧問料や申告書の作成費用が何十万円も浮いています。
結局、データ入力を自分でして、書類も全部自分で作って、最後にハンコを押してもらうだけで年間何十万円も支払いたくないです。

器用貧乏のデメリットは?

デメリットは、知人から安易に手伝いをさせられるようになることです。
プライペートだけでなく、職場でも便利屋として使われることが多くなります。

向いている仕事、適職はあるの?

やれせれば、大抵どんな職業でも、そこそここなすというのが特徴なので、やってみて続いた仕事が適職であり転職である可能性がありますが、実際にはそんな都合よくいきません。

それぞれの仕事の特徴を掴むのが得意といくことになるので、人を割り振るような仕事は向いているでしょう。
ただ、人を割り振るような仕事は器用貧乏の人が最も苦手とする、自分でやらずに人に任せるということがメインになるので、長続きするとは思えません。

結局、器用貧乏の終着点は?

便利屋として扱われることが多いから、便利屋さんとして開業すればいいじゃんなんていうのは短絡的です。
でも、そのまま、なんの戦略もなしで暮らしていると、周りの人たちに都合よく使われて、大した実績もなく、人生の終着点まで行ってしまうでしょう。
終着点と言うような最終的な状況があるというよりも、今のまま、ずっと続いて、人生が終わってしまうということになります。
それはそれで幸せなのかもしれませんが、それが嫌だという気持ちがあるから、自分自身で器用貧乏であると考えているわけです。

器用貧乏が器用金持になるためにはどうすれば良い?

器用貧乏の問題点は、器用な割に、貧乏である。
儲からないということです。

ということは、

器用貧乏→器用金持

となれば問題は解決します。

なぜ儲からないのか?実績が残せないのか?
これは一つのことに対して集中的に努力することができないからです。
山のように積み上がるような仕事ではなく、石をたくさん横に並べていくような仕事をするからです。

私が自宅をDIYで改修して、以下のスキルを身につけました。

-壁紙を貼る。
-壁に化粧ベニアを貼る。
-床にクッションフロアを貼る。
-床にフローリングを貼る。
-床にPタイルを貼る。
-床の下地を作る。
-壁の下地を作る。
-洗面台を取り替える。
-便器を取り替える。
-庭を整える。

これ、全部、仕事の結果をプロに見せたら怒られます。
自分や知り合いの家を安く改修するということはできても、儲からないですね。
ケチることはできるけど、稼ぐことはできないということになります。
この問題の原因は、全く関係ないスキルを少しずつつまみ食いするような行為を繰り返しているからです。
独学で適当にやっているというのも問題でしょう。

やればなんでも、そこそこできるようになるはずなので、器用金持になるという結果をもたらす行動をすれば、多少マシになるはずです。

やるべきことは以下です。

1.現在できることをリストアップする。
2.リストアップした中から、長期的に継続できそうなスキルを選ぶ。
3.選んだスキルを素人レベルからプロレベルに上げる方法を調べる。
4.スキル上達の段階を細かく分ける。
5.細かく分けた内容をToDoリストに入れて、毎日、ほんの少しでもいいからやれるようにする。

抽象的であたりまえなことなのですが、器用貧乏の人は、毎日目の前に現れたやりたいことに惑わされて、右往左往して時間がすぎさっていくという傾向があるので、最初に目標設定を完璧にしておき、その行動に毎日引き戻すような力が必要です。

以上のことをすれば、行動の方向性がセットされるので、ブレにくくなります。
さらに、意識的に行動のブレを解消したほうが良いです。
そのための、手順は以下です。

1.一週間自分が何をやっていたか、細かく時間を区切って表にする。
2.不要な項目をピックアップする。
3.不要な項目の時間をやるべき項目と入れ替える。

いろんな新しいことをやるのは楽しいのですが、それでは一生器用貧乏のままです。
やるべきこととできるけどやらないことを明確にするという作業だけでも、騙されたと思ってやってみてください。

人生が変わります。

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