2019年10月1日から消費税額が10%になります。
それにあわせて、商品やサービスの価格改定をする必要があります。
めんどうですね。
外税で販売していたのなら、そのままで良いです。
書籍などは、本体価格+税 となっています。
内税の場合は、面倒です。
例えば500円の商品の場合、500÷108×110=509.259259259
となります。
小数点以下を切り捨てて509円とするか、切上げて510円とするか悩みますね。
この計算が一番正確だと考えられますが、消費税額を計算してみると、
10%の場合、500÷108×10=46.2962962963
となります。
消費税の経理処理では小数点以下は切り捨てなので8%で37円、10%で46円となります。
新商品単価の他の計算方法としては、1.08で割って一旦小数点以下を切上げてから、1.1を掛けてから小数点以下を切り捨てするという計算です。
463×1.1=509.3→509円
この場合、最初の計算とほとんど同じ結果になります。
また、上の計算結果に対して、1円のくらいを切上げたりすることによって、1円玉を取り扱わないという店もあるでしょう。
使用する小銭の種類を増やすと管理コストが増えるので、1円のくらいを切り下げしてしまっても結果的には対して損しないかもしれません。
実際は、便乗値上げしているところが多いように見受けられます。
1円のくらいの切上げに近い、もしくはそれ以上の値上げです。
消費者の給料に変化はなさそうなので、結局パイの奪い合いの強い会社だけが生き残るという結果になりそうです。