ハネジネズミという、象のような長い鼻をもつネズミがいます。
ときどき、テレビで紹介されて話題になります。
今回は、ハネジネズミをペットにすることができるのか?
飼育できるとしたら、購入可能場所や値段、販売価格に関する情報。
日本国内でハネジネズミを飼育している動物園はあるのか?
以上のことに関して調べてみました。
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まずは、特徴から。
ハネジネズミの特徴
漢字では跳地鼠、英語ではElephant-shrew(ゾウ-トガリネズミ)ということですが、後述するようにトガリネズミに分類されているわけではありません。
映画「ズートピア」に出ているのは、トガリネズミです。
センギ (sengi)と呼ぶ学者もいるようです。
謎が多い動物です。
画像はこちら。
(画像引用元:Wikipedia)
南アフリカの幅広い地域に生息しています。
食料は小さな昆虫、甲虫、クモ、ミミズ、アリ、シロアリなど。
食べ物を落ち葉の中から探します。
それが鼻が長い理由かもしれません。
一夫一婦制です。
足が速い。
最高時速30km
体の大きさに関して。
ハネジネズミは15種類以上あるので、大きさは様々です。
体長:10~30cm
体重:50~500g
近年でも新種が発見されています。
2013年時点では、18種が確認されています。
全体的には、絶滅危惧種ではないので非絶滅とされていますが、コシキハネジネズミの絶滅が一番危惧されています。
ネズミ?
分類は紆余曲折ありました。
以前に分類だと考えられていたのは、ハリネズミ、トガリネズミ、ウサギ、モグラなどですが、現在はアフリカ獣上目に分類されています。
アフリカ獣上目には、ゾウ、マナティー、ツチブタなども含まれます。
何の仲間?って聞かれたら、ゾウの仲間ということになりそうです。
クリクリな目と鼻がかわいいし、サバンナに自分専用の道路と作る習性など、見どころ満載なので、度々テレビで紹介されます。
ハネジネズミが紹介されたTV番組
-超かわいい映像連発!どうぶつピース!!
ハネジネズミが自分専用道路を走る動画
道路は子育てに利用するそうですが、天敵から逃げるときにも、この道路を猛ダッシュして逃げます。
天敵は蛇、鳥、トカゲなどです。
ペットとして飼える?販売店はあるの?
テングハネジネズミを販売しているサイトを見つけました。
値段は、販売価格: 248,000円 (税別)
高いですね。
現地の輸出許可が出ているとかいてあるので、注文後に輸入されるのでしょう。
ちなみに、テングハネジネズミの寿命は4~5年です。
普通のペットショップ購入するのは現時点では不可能でしょう。
海外でペットとして飼育されているかどうか調べてみたのですが、実際に飼育しているという情報を見つけることができませんでした。
ということで、ペットとしての飼育の難易度はわかりませんが、動物園では飼育されているので、不可能ではないのでしょう。
ハネジネズミが見れる動物園はどこ?
イギリスのチェスター動物園で見ることができます。
繁殖にも成功しています。
日本国内には、いないようです。
amazon.co.jpでハネジネズミのぬいぐるみが販売されています。
グッズはぬいぐるみくらいしか見当たりませんでした。
しかも、イマイチ。
普通のネズミにみえます。
実物のほうが可愛いです。
アマゾンプライムビデオの「小さな世界はワンダーランド 1. ミニミニ大作戦」はハネジネズミのエピソードです。
1. ミニミニ大作戦
東アフリカのサバンナで生きるセンギことハネジネズミ。母親を亡くしたメスだ。彼女は生きるため複雑な通路をつくり、食べ物を獲ったり敵から逃れるためにその通路を利用しているのだが・・・。一方、アメリカ、アリゾナ州のソノラ砂漠。そこに暮らすバッタネズミのオスは家族と暮らす家から出て、冒険に出ることにする。