川でおたまじゃくしをとってきました。
妻にはキャッチアンドリリースすればよいと言われるのですが、幼稚園児は持って帰りたがります。
幼い頃に多くの生き物を触れ合ったり観察することで、子供が賢くなり、人生が楽になるはずだと信じている私は、子供が連れて帰りたいと言った生き物は、全て持ち帰ります。
ということで、おたまじゃくしを大量に持ち帰りました。
魚のように、これといった設備がなくても、おたまじゃくしは元気もりもりです。
そして、後ろ足が生え、次に前足が生えて上陸しカエルになります。
おたまじゃくしの頃は、メダカの餌でも与えれば何でも食べますが、カエルは生き餌しか食べません。
正確にいうと、動くものしか食べません。
前置きが長くなりましたが、今回は、アマガエルやアカガエルのような小さいカエルの餌やりに試行錯誤した結果を記述します。
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カエルの餌やり 試してみた方法
試した方法は以下です。
-針金に刺して与えた(おすすめ度1%)
-針金に挟んで与えた(おすすめ度5%)
-アリやダンゴムシをいれてみた(おすすめ度10%)
-餌のスペースを区切ってダンゴムシを入れた(おすすめ度50%)
-餌のスペースを区切ってシロアリを入れた(おすすめ度100%)
小さいカエルは口が小さいので、餌を与えるのが難しいです。
上から1つずつ見ていきます。
糸の先端につけて与えた(おすすめ度1%)
タコ糸の先を濡らし、大きさが1ミリ程度の金魚の餌をひっつけて、顔の前におろして動かしてみました。
結果です。
-舌が餌にあたると、意図が動いてしまい、餌がとれない。
-金魚の餌でも少しカエルの口には大きすぎる。
餌と意図の水分が絶妙で、舌が当たったときに、餌が舌にひっつき、舌を引っ込めると同時に糸から餌がはずれ、なおかつ口に餌がうまく収まった場合のみ食べることができます。
一応、根気よくやれば、餌を与えることができます。
カエルの舌の力で意図がたわむことが問題だと考え、次のような道具を作りました。
①は、針金の先端に細い針金をつけたもの。
②は、針金の先端に細い針金を3本つけたもの。
③は、チューブの中にワイヤーを通して、ワイヤーの先端をむいたものです。
③は、ワイヤーの中の細い金属線で餌をはさもうと考えて作ったのですが、丸い金魚の餌を固定することができませんでした。
餌の種類を変えれば、使えたかもしれません。
チューブがぐにゃぐにゃして、結局タコ糸と同じだったので使いませんでした。
針金に刺して与えた(おすすめ度1%)
①の道具を使い、水でふやけさせた金魚の餌を刺して与えてみました。
上からしか餌を与えることができないので、次の図の左側のようになってしまい、餌がとれません。
右側のように先端をまげることで、多少カエルの舌に餌がひっつく確率が高くなります。
でも、針金に餌が刺さっているというのは、かなり餌がとれにくくなるので、いまいちでした。
針金に挟んで与えた(おすすめ度5%)
先端の針金を3本にして、餌を挟むことができるようにした②の道具だと、少しはカエルが成功する確率が高くなります。
ただ、めんどくさいです。
ということで、結局諦めて生き餌を与えることにしました。
アリやダンゴムシをいれてみた(おすすめ度10%)
とりあえず、アリやダンゴムシを捕まえて、飼育ケースに入れてみました。
これは飼育ケースの環境によってはうまくいくと思います。
私が試した環境では、餌が物陰に隠れて、カエルに気づかれなくなったり、水で溺れて死んでしまったりして、成功率が低かったです。
餌のスペースを区切ってダンゴムシを入れた(おすすめ度50%)
餌のスペースを区切ってダンゴムシを入れてみました。
次の日にみたら、カエルの口に入りそうなダンゴムシは全部いなくなっていました。
庭で小さいダンゴムシを探して、入れるだけで餌やりできるようになりました。
餌のスペースを区切ってシロアリを入れた(おすすめ度100%)
一番おすすめです。
カエルがバクバクシロアリを食べます。
小さいし、食べやすいのでしょう。
動き方も絶妙です。
ダンゴムシのようにじっとしていることがないので、カエルが反応しやすいです。
現在、カエルが二匹なのですが、朝20匹くらい白蟻をいれると、夜にはゼロです。
シロアリを効率よく捕獲する方法
私の自宅の場合、庭に切り株があり、皮をはがすとシロアリがいます。
シロアリというと、家が被害にあったりして大変なもののようなイメージですが、公園とかどこにでもいる生き物だそうです。
木の皮をはがすといるのですが、すぐに奥に隠れてしまいます。
最初は指でとっていたのですが、指だとすぐに潰れてしまいます。
木の皮をはがすのに使った、ドライバーなどの道具でも、簡単に死んでしまいます。
試行錯誤した結果、効率よく、殺さないようにシロアリを捕獲する方法がわかりました。
それは、木の皮を剥がしたら、植物の葉っぱを使って、シロアリを払ってケースに落とすという方法です。
これだと、シロアリを効率よく生け捕りできます。
ペットショップでコオロギを買ってきても良いのですが、跳ねるコオロギの場合は、水で溺れないように対策する必要があるでしょう。