高知市で2015年、高校生の男性が無灯火だったため、パトカーが自転車を追跡、
自転車をとめようと待ち構えていた警察官をはねて死亡させたということで、
高知地裁の西村修裁判長が約9400万円の支払いを命じたそうです。
自転車の速度は時速44kmでていたと裁判では判断されたとのことです。
当時高校生だった男性が全面的に悪いという論調が大半をしめていますが、
私はいろいろ疑問を感じました。
どんな自転車に乗っていたの?
自転車の種類は公表されていませんが、
時速44kmもでるということは、ママチャリでもマウンテンバイクでもなく、
ロードバイクだったと推測されます。
自ら警官に突っ込んだ?
自ら警官に突っ込んだということで9400万円の支払いを命じたそうですが、
時速44kmでている自転車で意図的に人間に突っ込む人がいるとは普通考えられません。
そんなことしたら、はねられた相手だけじゃなく、自分も無事かどうかわからないからです。
高校生をかばうわけではありませんが、単純に疑問です。
しかも、交通違反は無灯火が問題とされているだけです。
亡くなってしまった警官がどういう意図だったのかも謎です。
時速44kmの自転車が走っている前方に立ちはだかってとめようとする行為は
自分にとっても、自転車に乗っている人にとっても危険すぎます。
そこまでして自転車を止めたかった理由があるのか?
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そもそも、道路交通法がおかしい?
ママチャリとロードバイクを同じ乗り物と分類している道路交通法は完全に悪法だと思います。
私は車通勤ですが、毎日、ロードバイクに乗っている危険な人を見かけます。
ちゃんとヘルメットをかぶって左側を走行している人もいますが、
ヘルメットなし、大きなかばんを斜めがけして、フラフラしながら、反対車線を走っていたり、
突然、車体を傾けて車道の真ん中にでてきたり、危ない運転をしている人多数です。
ママチャリとロードバイクを分けて、ロードバイクは免許制にすべきだと思います。
ママチャリに車道の走行を義務付けるのをやめたほうがよいです。
おばさんがゆっくり歩道をママチャリではしっていて、歩行者が轢かれることなんてまずないけど、
おばさんや老人が車道を走っていてフラフラしていることのほうが多いです。