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深海魚サケガシラは地震の前触れ?珍しい地震魚発見と前兆

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サケガシラという深海魚は地震魚だと言われていますが、あまり発見されることがないので、珍しい地震魚だと言われています。

今回は、サケガシラに関する情報をまとめました。

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サケガシラとは?

サケガシラの基本情報です。
北海道から沖縄県までの日本近海の太平洋、日本海全域に水深200m~500mのあたりに生息しています。

見た目はこんな感じです。

(画像引用元:Wikipedia)

巨大タチウオみたいな感じです。
リュウグウノツカイにも似ています。

サケガシラとリュウグウノツカイの違い

リュウグウノツカイの場合、頭からたくさんトサカみたいな赤いのが伸びているので、すぐにわかります。
大きさも違います。
サケガシラの場合は、大きくても2m程度ですが、リュウグウノツカイは通常3mくらい大きなものは10m超えます。
あまり有名ではないのですが、テンガイハタという魚とも似ています。
テンガイハタだと思って、水族館に届けたら、サケガシラだったとか、他にもサケガシラだと思ったら、フリソデウオだったとか、似たような魚が多いんです。

似ている魚が多いから、見分けがつきにくいのですが、こちらの動画は多分サケガシラです。

地震魚って何?

そもそも、地震魚って何でしょう。
捕獲されたり、打ち上げられたりすることが地震の前触れだとされている魚のことです。
地震魚と言われている魚はたくさんあって、現時点での研究では地震とは関係ないとされています。
イルカやクジラが浜に打ち上げられると、必ず地震の前兆かもしれないという話題になります。
大きな魚や深海魚が浜に打ち上げられることや、深海魚が漁の網にかかることは通常は確率が低いことなので、海のかなで何らかの地震の予兆が発生し、その影響だと考えられているのでしょう。
台風や大時化の後にも打ち上げられることもあります。

2014年04月09日に福井県小浜市沖で一度に28匹水揚げされたり、2019年05月09日に新潟で、大量捕獲されたので地震が心配されたのですが、大丈夫だったようです。

サケガシラって食べれるの?味は?

一応食べることができます。
ただ、イマイチおいしくないので売れないから流通していないし、ときどき網にかかるけど漁師も食べない。
幼魚はめったに捕まらないので、魚津水族館にホルマリン漬けの標本が展示たことがあります。

実際に食べた人の感想によると、味はまずくないけど刺し身も塩焼きも水っぽいとのことです。
タコのグニュグニュの部分みたい。
美味しく食べられる食べ方は、干物、濃いめの味付けの煮付けです。

サケガシラの名前の由来は?

鮭とはあまり似ていないので、鮭頭ではないでしょう。
頭が裂けているように見えるのが由来だと考えられます。
裂け頭ですね。

サケガシラに会える水族館はどこ?

生きているサケガシラを飼育している水族館を探してみましたが、見つけることができませんでした。
志摩マリンランド、上越市水族館には標本が展示されていた実績があります。
見に行く場合、現在展示されているかどうかは、事前確認したほうが良いです。







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